昭和流行歌史 ’85最新増補版
毎日新聞社 編集長 永井康雄 昭和59年12月20日発行
懐かしの歌の歌詞集というものなのですが、そこは新聞社が出版する本で、歌手の写真だけでなく、その流行ったころの写真が多く加えられています。
昭和初期の歌から載っているので、なじみの無い歌も多いのですが、昭和といえば前期は本当に歴史になってしまっています。軍歌も載っています。
歌本としても使えます。しかし、ちょっと不満があるのですが、「41−51年10代歌手の”百花斉放”」とあるのにその代表格である「南沙織」の歌が載っていないのです。本の最後に日本の流行歌手234人の中に顔写真のみ入っているのですが。肝心の”曲と歌詞”が載っていないのです。「えっ、どういう編集の仕方」と思ってしまいます。それゆえ、古書店で見つけても、買うことは、お薦めしません。(234人で600曲なのに載せませんか!)2012-10-08記

 
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