雑誌にのった広告 002
グロリア魔法瓶製作所 魔法瓶
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「グロリア」の文字が大きすぎて、一瞬何の広告か判りませんでした。彼女が手に持っているものも、コピーを読むまでは本当に判りづらかった。
そして、「いつも、どこでも、『なまの味』で・・・」とはちょっといいまわしが変です。
魔法瓶は当時、中身がガラスで出来ていて、割れやすいものでした。
小学校の遠足で、庶民がアルミやプラスティックの水筒を肩にぶらさげているのにたいして、おぼっちゃま、おじょうちゃま族は、ほとんどが魔法瓶の水筒でした。それは、昼になっても、お茶が熱くって、うらやましいものでした。
しかし、いつの遠足でも1人か2人は必ずといって良いほど、その魔法瓶のガラスを割って泣いた子がいました。
もちろん、僕たちは、内心笑っていました。
そういう私も、ガラス製魔法瓶水筒を持つことが出来る時代になって、割った記憶があります。
いまは、ステンレス製がほとんどなので、水筒を割ることなんて全くないわけで良い時代になりました。
2013-01-05記
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