これは、見るだけで涙が出てきそうなほどの懐かしい本です。新書版ですが、そこには京都の当時のB級若者文化が一杯です。 大出版社の京都紹介本がA級文化ならまさしくこの本はB級文化です。喫茶店、ストリップ、道路、貸し画廊、その他私が京都にお世話になっていた時代そのものが書かれています。 ほんやらどう、ホンキートンク、ウッドペッカー、栞、・・・いやあ蒼々たるお店です。卒業の3月頃京都の有名喫茶店めぐりをして写真を残そうと友人らと歩き回ったことを覚えています。いや、思い出しました。かなり、この本から当時が呼び出されるといったほうがいいのでしょうか。 |