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小学生のときはブリキのおもちゃのような鉛筆を挟んで、くるりと回すコンパスでしたが、中学生になって技術家庭がありそこで本格的コンパスが欲しくなり親に良いのを買ってくれとねだった記憶があります。この昭和46年でもこの機種は1100円もしたのですから、1960年代も非常に高価であったろうと思います。
確か種類も、飾りがついたような英式や直線主体の独式とかがあって英式のほうが芸術的な気がして、英式を買ったような・・・
そしてまだ鉛筆の芯を挟むタイプでスリットに芯を入れてネジできつくしめる、そしてサンドペーパーで一面をこすり芯を細くするというものでありましたが、シャープペンシルが先に付いたというようなものは無かった。
この広告は、革命的アイデアでシャープペンシルが付いています。本当にびっくりでしたでしょうけれど、もうこのころにはコンパスを使うことは無かった。
デバイダーや延長のアームとかセットで安いもので2、3000円していたような記憶があります。
この広告、形はドイツ式ですが、ドイツ式ならロットリングがかっこ良かったです。そして円を描いて、最後の描き終わりがぴたっと合うのが本物の明かしであったような記憶が・・・・
2012-03-23記
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