ソニー マガジンマチック100(1966年) |
このテープコーダーは、カセットという名称を使っていないのですが、見た感じ、また大きさもコンパクトカセットのようです。 オープンリール式で、ソニ・オ・マチック(うろ覚え)というのが有ったときに、この小さなマガジンをつかうテープレコーダーだったわけですね。そんな画期的な製品から40年以上、カセットもほとんどみかけなくなりました。 メモリーオーディオの黎明期には、ソニーのマジックゲートとかいうのに悩まされ、またPCの性能も悪かったので、アルバム一枚をメモリーにいれるのに結構時間がかかったのです。 Windows95や98のころは、そんなのんびりした時代でした。それから十数年、今、アルバム1枚を録音するのに1〜2分ですので、隔世の感があります。 音楽を手のひらに載せることが出来るようになったのは、やはりこのマガジン(コンパクトカセット)があったからなのです。 レコードプレーヤーや、本格的なオープンリールデッキなら数キログラムもありましたから、とてもとても手には載せられない。そうそうヘッドホン自体がウォークマンより大きかったですから・・・ 2012-04-28記 |