雑誌の広告 002
集英社 デュエット版 世界文学全集(1970年)
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今はもうはやらなくなったのかも知れませんが、私の学校時代は世界文学全集や日本文学全集といった全集物が各社から出版されました。
学校時代には、そのような全集を買ってくれと頼むと、親も読書のためならと買ってくれましたが、あるところまで配本されるともう本棚の肥やしになっているだけでした。
配本(出版)も最初は当時の定番のシェイクスピア、ドストエフスキー、ブロンテ姉妹、ヘミングウェイ、ミッチェルといったところから始まり、読むこともないだろうという作家で終わるのでした。
いろんな体裁、大きさの全集が出版されていて現在のように電子辞書のおまけに1000冊ついてくるといったことはもちろん無理で、本は場所をとるものでした。引っ越しの際に、この全集を持っていくのかそれとも読まないのだったら捨てていくのかも悩みました。現在なら1日テキストでフロッピー1枚分読んだとしても、一生(数万日)かかって読むデータがメモリーカード1枚に収まってしまうのですから持っていくのに決まっていますが・・・
結構、揃うと邪魔者扱いにされた全集ですが、懐かしい思い出です。
       2012-09-26記
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