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日本ゴム アサヒスーパーテニスシューズ(1959年)


小学生のころは、運動靴と運動用の足袋が定番でした。そのなかで、お金持ちのお坊ちゃまやお嬢ちゃまは、靴に名前がはいっているものを履いていました。「バスケットシューズ」とか「テニスシューズ」といわれるもので、一般庶民家庭の私たちにとっては、マホービン水筒と同様憧れでした。底の意匠(デザイン)の波の細かさに、びっくりしたものです。
しかし、当時は土の道も多かったので見せてもらうと、ごま粒のような小石が底にはさまりついていたりしたものです。
もちろん、編み上げにも憧れました。