関西人の正体
小学館 発行 平成7年
井上章一の描く関西(大阪)文化論は、実にずばりずばりと言い当てていて非常に面白い。関西人がよんでも面白いわけだから全国の人がよんでも、面白くて面白くてということには、ならないかなぁ?
たとえば、アナウンサーが「オマーン港」をオマーンみなとと読んだということが書かれている。横浜港がよこはまミナトかということなのだが、大阪港はおおさかこうだし、それゆえオマーン港は、オマーンこうに決まっている。
しかしながら、オコメ券には、大阪人は赤面するぞとなる。