週刊プレイボーイ 1995年10月10日号よりnew
最後の光ディスク「DVD」はマルチメディアの最終兵器か?
今や次世代DVDとかいわれているわけですが、CDからDVDへの過渡期には、DVDは映像の救世主であったわけです。私はDVDプレイヤーは1997年に購入しましたが、これはその2年前の記事です。
9月16日、ひとつの”手打ち式”があった。
次世代の映像・情報記録媒体の決定版といわれているDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)の規格統一がソニー陣営と東芝、松下電器産業など7社グループの間でされたのだ。
昨年12月、ソニーは業界にさきがけて単板ディスクのDVD「マルチメディアCD」を発表した。CDの本家を自負するソニーにとって絶対の自信作だった。
ところが今年の1月、ソニーに対抗する7社グループが厚さ0.6ミリのディスクを2枚貼り合わせた高密度光ディスク「SD規格」をぶつけてきたのである。
かつて、ソニーはビデオの規格をめぐる”VHS方式VSベータ方式”の戦いで一敗地にまみれた苦い過去がある。ビデオに続き、DVDでも負けるようなことがあればソニーの威信は地に堕ちる。
さぞかし、意地とメンツをかけた血みどろの戦いが展開されると思いきや、意外にもあっさりと手打ちに・・・・
実際は、7社連合が優位にたたかったとあります。容量も、5Gが近いものが、正式になりました。この記事は今(2006年)から11年前の記事ですが、私はといえば、当時パソコン環境はエプソンの98互換機で、MSDOSで動かしていたわけで、その時にDVDなんてもう無理無理というわけです。CDでもまだ4倍速ぐらいではなかったでしょうか。まだまだ、2GのHDDを、数万円で買った記憶もあります。
そのころに、こういう手打ち式が行われいたとは。
しかし、もうそのDVDも古い規格となってしまうわけで、今度はどちらがデータ円盤の地位を勝ち取るのでしょうか。 |