週刊プレイボーイ 1969年12月23日号より
イメージで犯しちゃえ
<オナペット>に選ばれた女のコ
当時はタイトルにあるような「オナペット」という言葉が男性誌には普通に、載っていましたが、今のようなグラビアからブルーレイまでメディアとしてあるというような状況ではなかったのです。
とにかく高校、大学時代、グラビアページはどきどきしながら見たものです。まだテレビは家に1台しかなく、チャンネル権はもちろん両親にありましたから11PMもなかなか見ることが出来なかったような・・・・。そして動く女性は、TVで見落としてしまえばもうそれきりだったわけです。
小百合、酒井和歌子はお呼びじゃない
都内10校、約100人の高校生が選んだオナペット・ベスト20。
杉本エマ、立花マリ、大原麗子、野川由美子、渥美マリ、ハニー・レイヌ、倍賞美津子、藤純子、いしだ・あゆみ、桑原幸子、森田敏子、集三枝子、小川知子、青木エミ、麻生れい子、大川栄子、黛ジュン、榊原ルミ、松岡きっこ、十朱幸代、次点、ロザンナ
なんにも原則がないじゃないか?そんなことない。
まず、清純派はお呼びじゃない。
「小百合とか、酒井和歌子とか、松原智恵子とかさ、できないことはないよ。だけど、あの顔を思い浮かべてさ、イメージとしてはすぐ下に下がっていくじゃない・・・・
ああいう顔は、そういうセクシーなイメージと矛盾しちゃうんだな。無理にハダカにしたってさ、ものすごく抵抗するか、でなければ、されるままになって、ぜんぜん、カラミついてこない感じ。こっちがくたびれるだけだもんな。恋人とか、ガールフレンドってことなら、また考えようがあるけどさ」
ちょっと過激な意見の部分は、はしょってあります。松原智恵子さんは好きでしたけれどね。あと、青木エミ、大川栄子、森田敏子、麻生れい子なども良かったような気がします。
このころは、好きな方がどんどん気鋭の写真家さんに裸にむかれていったころでしたので、どこかでも書きましたが、毎週の週刊誌がワクワクでした。
・・・・・・
要するに、大事なのはイメージだ。そのイメージを開発する手段はいろいろある。映画、テレビ、小説、週刊誌の記事のタグイ、友だちどうしのワイダン。ときにはひそかに回ってくるワイ写真。
「でも、小説を読みながら、映画をみながら、ワイ写真を眺めながら、というやつもいるかも知れないけど、ナンセンスだな。
それを一度はなれて、自分のイメージに作り直すんでなきゃ、面白くもなんともないんじゃないかな。イメージだけで・・・・
記事は5ページにわたって、載っているのですがようするに、イメージが大事。またこの記事が当時のなつかしい女性タレントを思い出すひとつになればと思います。上記の女性のほか、中山千夏、橘ますみ、なども記事にあがっています。
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