１９９１年（平成３年）の出来事について

1991-01 1991-02 1991-03 1991-04 1991-05 1991-06 1991-07 1991-08 1991-09 1991-10 1991-11 1991-12

週刊現代　１９９１年９月１４日号よりnew CM出演だけで２億円の荒稼ぎ！ 年収３億円「HIROKO」の値打ち 「ワンタッチ、キレイ、レイアウト」−−カシオのワープロCMでもおなじみのHIROKO（２１歳）は全世界で１００万枚以上のアルバムセールスを誇るいわば”逆輸入歌手”。ケタが違う、と噂される彼女は、デビューして３年たった今、一体いくら稼いでいるのか−−。 HIROKOの活躍って・・・私はあまり知らないわけですが、音楽番組で、踊り歌っていたのは覚えています。それほど日本でヒットしていたのか。このころなら、ビデオを録画していた時期ですからと探してみたら、出ておられました。まあ普通に出演者の一人という感じでした。 「コワイけど上昇気流に乗ったという実感があるの。自分でもいま、スゴイと思う」 と語るHIROKOは、’８８年に米国でデビューして以来、いきなり英国のダンス部門のアルバムチャート１位に躍り出たと思ったら米国でも同チャート８位の快挙。今度はハリウッド映画にまで出演してしまう多才ぶり。 ソ連では、最も人気のあるアーティストとして、ゴールドディスクまで獲得した。この名誉に浴したのは、HIROKOとポール・マッカートニーの二人だけ。 「HIROKO」は自由主義の風を吹き込んでくれたんです。母国ソ連のヒーローのように身近に感じてしまう。ソ連は物価が高いけど、２〜３食抜いても彼女のレコードは買います」 とモスクワ大学卒業生、セルゲイ・マクシモヴィチさん（２８歳）は応援する。 まさに世界をまたにかけて活躍している彼女、勘定のほうだってケタが違うのだ。HIROKOの所属プロダクション・オビエス・レコード・ジャパンの社長であり彼女の母親でもある湊延江さんの怪気炎を聞こう。 「アルバムの通算売り上げはソ連で５０万枚、アメリカで４０万枚、日本で２０万枚くらい。南米やアジア一帯に海賊版が出回っているから実質どれくらい売れてるのか分からないわね。まあ、世界で軽く１００万枚以上なのは確実ね。デビュー３年目だから、いまはまだこんなものね」 少し前、この記事を知る前のことですが、私が入った中古CD屋で、このHIROKOのアルバムCDが入り口前のワゴンセールで１枚レンタル落ちでもないのに２００円ぐらいで売られているのを見たことがあるのですが、ちょっと寂しい思いをしました。まあ、そういうワゴンセールは、本当に売れたから今中古市場で余っていて安いのだという解釈しておきましょう。レンタル落ちですと盤面も傷だらけのことが多いので安いのですが・・・・。 恐れ入りました。CMだって凄いのだ。ジャパンフリトレーだけで１億３０００万円、カシオ・ワープロのCMは１年２回でワンクール３０００万円の契約。その他、クボタ、信越化学工業とも契約している。いったい彼女はどれだけ稼いだのか？ 「HIROKOの場合、アルバム売り上げの印税も破格ですね。国内では松田聖子の１４％は異例中の異例。でも、”外タレ”扱いのHIROKOは１５％はちっているでしょう。原盤権もプロダクションが持ってますから強気ですよ。専属契約金もプロ野球選手なみの８０００万から１億というところでしょう」（HIROKOのアルバム・プロデューサー・川辺保弘氏） 米国での印税が通算１０億の売り上げのうち１億７０００万ね。日本が４億円の売り上げで６０００万円。その他の国々の売り上げを加えると３年間で３億円、ざっと年間１億円の収入があった。 「CMの収入が２億円、これのアルバム売り上げの印税を合計すると３億円くらい。これが今年の予想収入ですよ」（前出・川辺氏） まさにアメリカン・ドリームの体現なのだ。 中学２年の娘が「お父さん私、歌手になりたい」と訴えた。発明家である湊弘平氏がカキ集めた３億円を元手に親子３人で渡米。イチかバチかの賭けに勝ったのだ。３億円の娘への投資は、わずか３年で回収できたワケ。（記事終了） なんとなく覚えている歌手の一人としてとりあげました。CDアルバムもレンタルCD店が店じまいするというのでセールがあり、とりあえず買っておけとレンタル落ちを買った記憶があるのですが、かなり古いことなので・・・。 そしてカシオワープロCMにでていたなら、雑誌の広告にも載ったのではないかと思い、ちょっと探してみます。 そして、お金持ちのお嬢様であろう、このHIROKOさん今ごろ何をされているのでしょうか？少々気になります。2012-10-18記

1989 1990 1991 1992 1993
(青い文字は、雑誌本文記事です)