オトフォの思いつき雑記帳 2006年


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2006年1月3日(火)
年末に、梅田のデパートで古本市があった。大してめぼしい物はなかったけれど、あるブースに週刊プレイボーイの78年ころのものが20冊くらい出ていた。値段は今の週刊誌の1.5倍くらい。500円しないので、ここは買っておくかと思い(昔買っているのを再度購入というのはためらうのだけれど)何冊か購入。少し痛い出費。
このころ(70年代ものは)まず100円とかでは無いし、まあまあのかいものだったように思っている。現在価格が300円から400円ぐらいが週刊誌の一般的価格だから、これの倍付けていると買う気も失せるが、30年預かってもらっていたと思ったら、安いのかな?

2006年1月7日(火)
昔の阪急電車の定期が出てきた。大学のころの定期だけれど、これをみると昭和50年にはもう阪急は自動化してたのですねぇ。ということは、昭和の40年代に自動化になったと思うのですが、いつごろだったのだろうか。
それに1ヶ月1540円だったのです。安い。めちゃくちゃ安い。今だと2日分にもならない。交通費は安かったのです。そういえば、学割の北海道周遊券は1万円以下だったと覚えています。

2006年1月16日(月)
昨日、ツイン21の古本市へいった。収穫はというとあまりなかった。宝島の74年12月号にシンシアがちょこっと載っていたので購入した。しかし、この雑誌当時で480円。週刊誌が130円くらいだったわけだから、今だと1000円超す感じなんですね。
B6 300ページほどでこの値段は高いと思う。内容も、言っては悪いがたいしたことはない。
朝日報道写真集1969と1970が手に入った。探してもなかなか見つからないがあるとなると何冊もでたりしている。
変わったところでは、ディープ歌謡曲があった。半額だったので、高いなと思いつつも購入。内容はというと、全く知らないレコードが延々と続く。

2006年1月26日(月)
某B古書店へいく。普段はあまり見ないのだが今日は、写真集コーナーにいってみた。
すると、片隅の下段の奥に、文庫本写真集が何冊かあったので見てみると、「高樹陽子、立原友香、葉山みどり、木田彩水・・」があった。オー!みんな、最低価格。これは即買いと、全部で735円を支払う。なかなか、高樹陽子なんか探しても無いし、ネットでは高すぎて買えない。葉山みどりも少ない。立原友香もめったに見かけない。
なんとなく得したような気分で店を後にした。

2006年2月7日(火)
またまた、押入の奥を探していたら、そうそう、10年ほど前も何故か私は収集モードに入っていて、当時の漫画雑誌を集めました。すこし、段ボールを開けてみたらなつかしいかな、当時のグラビアアイドル満載のヤング系統の漫画誌が数十冊ありました。
少しだけまた表紙を載せてみたいと思います。ネットで検索してもどれくらいの価値のあるものやら、高いものもあるようですがまあ、一過的な値段なのでしょう。
特をした気分だけれど、売りに行けば二足三文ということで終わりのようです。

2006年2月18日(土)
古本市で、週刊時事の束があった。昭和37年から38年と44年にかけて数十冊のなかから、2ヶ月分を全部買った。1冊100円。定価が20円だから、プレミア5倍というところなのだが、この五倍はあまり気にならなかった。記事自体は経済が主流のような気がして、当時小学校から中学校に上がる頃だったからなにか面白い記事が載っていないかと思っての購入。TVの裏番組をぶっとばせで、コント55号をぼろくそに書いているのが面白い。

2006年3月1日(水)
土曜日、週刊新潮がS31からS33年まで本当に全部そろっているのではないかというくらい、積まれていたのでとにかくある内の一番古いものを購入。そして、S31年32年33年のものを5,6冊ずつ購入。
昔は、非常に薄っぺらなものだったわけで、週刊新潮に限らず昭和30年代雑誌は薄ぅいです。

2006年3月3日(水)
昨日、毎日新聞社発行の20世紀年表を購入。1500円だった。安いと思ったからなのですが、中を見るとなんと最後の3年間は購入読者特典として、別途冊子としてお配りしますというようなことが書かれていて、古本で買ったものにとっては、その冊子がついていないのです。なんか画竜点睛を欠くようです。
私のような古本あつめて97年から99年の資料をもっているものにとっては(朝日報道写真集、読売年鑑、読売報道写真集とかがありますが)良いのですが、この一冊だと思って古本を買った人にとってはその3年間も資料を持っていないのではとか思った。

2006年4月9日(日)
昨日は、OBPツインのイベントフロアで古本市に行った。あまり購入しても置く場所に困るだけなので、本当に、昭和に関係のあるものしか買わないようにしようと思っているが、何冊か購入。その帰り、ある古本屋で太陽別冊のGet Back! 60’sを購入。60年代の文化史といった本でなかなか面白い。11PMが始まったのは、1965年11月8日とある。このように、芸能、テレビが日まで入っているのは珍しい。
懐かしことや覚えていない懐かしいことまで沢山出ている。
今日は、久しぶりに京都へ行ってきた。桜満開。人満員であった。分かっていることだったのだけれど、阪急の河原町地下から地上にでると、そこはもう人の波、人の津波であった。地上の歩道は、人で埋め尽くされていた。全てが、四条を通って、
祇園石段下八坂前から清水、帆布店などをめざしている。いやあ、大変でした。

2006年6月20日(火)
先日買った、「三丁目の夕日 Always」について、
私はほとんど映画館では映画は見ないので、たまにDVDになったものを買っては見ています。映画ファンというほどでもありません。ただこの三丁目の夕日はえらい話題になったので買ってみました。
感動はあまりなかったようです。昭和33年が再現とかありますが、実は平成から見た昭和33年を再現しているだけで当時が再現されているわけではないなと感じました。
というのは、セットが非常に古いのです。古く作ってあるのです。これはおかしいのでは・・・なぜかというと当時は戦後13年頃のこと。空襲で焼けた東京にこんなに古い街並みはなかったのではとか思います。私の住んでいた大阪も空襲で焼けたようですが、昭和30年代はもっと新しかった。東京にも大阪にもその他の都市にも、看板や、店先にも新しいものがいっぱいあったはずなのにこの映画では全くといっていいほど無いのです。
あまりにも、平成から見た昭和を意識しすぎているようです。当時も新しいものは、みなぴかぴかだったのです。
そのほか色々なものが古すぎるようです。今当時の写真をみて、セットを組むとああなるのでしょう。今、当時の白黒写真をみるとなんとなく古びています。しかし、当時は、実際はみな新しいものが一杯あったのです。
そして、昔昭和の30年代ころ見た映画は総天然色の美しい色でした。今は色が自由に出せるのになぜわざわざ、昔の写真をみるように、色の抜けたものにしなければならなかったのかと・・・
ストーリーは別にしてこのようなところが、ちょっと感動が逃げていった理由です。
(作品のメイキングとか、批評、観賞記等を全く見ずに書きましたので、乱文お許し下さい)

2006年7月1日(土)
高校生のころの週刊プレイボーイ
昨日ぶらりと立ち寄った古本屋で、1968年(昭和43年)のプレイボーイが数冊あった。値段も、今の週刊誌並み。躊躇することなく購入。プレミア価格とはいえ、どこのどなたかは知らないがこれほどの年月をきれいによく保存してくれていたと(私は買ってもすぐにほかしていました)感謝、感謝。あのヌードの女性が
動物オブジェとなっている表紙に感激した当時を思い出した。平凡パンチは、中学のころの創刊だったと思うが、プレイボーイはどちらかというと高校時代。
グラビアを切り抜いて教科書や参考書に貼っていたことを思い出した。当時は今ほどのヌードが載っているわけではなくせいぜい2、3ページそれもモノクロであったりで一般週刊誌(新潮や文春や新聞社系)のようなものだった。
家にかえってビニールを切って中を見ても、わくわくするような記事はすくないが懐かしさ一杯の記事が沢山あった。
昨日から、古本市が天満橋で開かれている。またカバンをもって出かけようと思う。

2006年7月5日(水)
大学生のころの週刊プレイボーイ
1970年代の週刊誌(女優、歌手などのグラビアが多いもの)は、探せばあるのだけれど相場が高すぎて手が出ません。1冊が、800円、1000円高いところは2000円となっていたら当時買っていて捨てたものを、また当時の10倍の値段で買うのかと思うと躊躇します。
どこかに300円以下は無いのかとか思いつつあきらめの境地です(オークションは除く)。天満橋の古本市では週刊新潮の1970年のものを数冊購入。記事は懐かしいが写真がないです。それでも万博のものが一部あったりで、まあよかったと、自分で納得。

2006年7月18日(火)
プレイボーイの表紙サムネイル
昔買っていたプレイボーイの残骸(表紙とグラビアのみあるもの)や、本として持っているものや、最近1冊100円で買ったものなどの表紙をスキャンしていますが、かなりファイルがたまってきたので、A4用紙に16コマのサムネイルを作成した。30Pageぐらいになって、クリアファイルにいれると何とか様になる。
こういうふうだと、平凡パンチも週刊現代も、週刊ポストもとおもってしまうのですが、なかなか表紙が集まらない。週刊文春の表紙は昭和45、6、7、8、9、年頃が100まいぐらいあるから頑張ってファイル化しましょうかと・・・・
プレイボーイをとっても1980年代はかなり切り抜きとして保存しているが、本として買えば1冊1000円ぐらい取られるわけで、うーん置いておいてよかったよかったと思う。記事は全く無いので、目次から当時を思い起こすだけなのですが・・・
平凡パンチも今少しやっているのですが、やはり80年代をPBと比べてみるとちょっと負けているのかな?表紙の写真に知っているかたが少ないような気がする。

2006年8月17日(木)
梅田の地下街
梅田(大阪駅周辺)の第三ビルの古本屋へ行く時には、どう行くかというのが問題です。家は御堂筋線沿いにあるので、まずは梅田で降りて阪神の横を通ってアリバイ通りを右に見て、阪神の角を左折、ディアモールへ出てどんどんと南へ(このあたりは実際には東西南北はわからないが)いくと、左に第四、そして第三ビルとなるので、そこを曲がってビル地下へと入っていくわけなのです。
しかし、天王寺で谷町線に乗り換えて東梅田下車南の出口を、あがるとそこはもう第四ビルへいく通路がありそこから第三ビル連絡通路にでてというコースも考えられるのですが天王寺で乗り換えで結構歩くのです。
そして
最近発見したのが、梅田駅でいつものように改札をでて阪神横をマクドナルド右にみて、ディアモールへ抜ける通路がある。そして突き当たり近くを右に曲がるとディアモールなのだが其処を曲がらずほん小さな通路をまっすぐに行くと、阪急八番街にでて地下2階に降りるともう第四ビル地下横に出ていることを発見した。これは近い。谷町線に乗らずとも結構早くつける。地下街なので地図上の直線を描いたように行けるわけもなく、しかし何となく早く着ける。
覚えておかなくては。
そうそう、ネットに出ていたがヨドバシからお初天神方面へ地下とアーケードで雨に濡れずに行けるかというのがあった。行けそうな気はするけれど・・もちろん濡れないところだけだと非常に遠回りだと思う。

2006年11月3日(金)
京都知恩寺にて古本市
午前中に、梅田アクティ大阪から地上を、激写。まだまだ、大阪駅の北ビルは工事が始まったように見えない。
そして、そのあと、淀屋橋に戻って京阪電車で出町柳へ向かう。出町柳着が1時30分ころ。京阪は駅に止まりすぎ。特急でなくて急行のように止まる。
お寺の中の古本市は、四天王寺と同様だけれど、京都だからか、歴史関連のものが多すぎる。雑品というか、雑誌がほとんどないのだけれどそのなかでも、70年代のものが置いてあったところで、10冊ほどゲット。1冊170円くらいで購入。文春、ポスト、現代、朝日、毎日、アサヒ芸能などの週刊誌。実質は京都へ行ってる分だけ高く付いているのだけれどそれはまあよしとする。
2時間近くみたけれど、結局2店だけが、1冊300円以下で売っているのでありました。あとは、だいたい1冊500円程度。表紙が、それこそ南沙織なら無理してでもかうが、知ってはいても当時の女性タレントさんなのでパス。そして、また京阪で大阪へ。阪急(四条)まであるこうかとおもったけれど、週刊誌を10冊も持っていると重すぎました。


2006年12月10日(日)
昭和40年代って
年鑑や年表の昭和40年代や1970年代は、もちろん歴史の羅列であるが、ここ2年ほどで収集した雑誌(わずかではあるが)から読み取れることは、さほどセンセーショナルな時代でもなく、また、激動の時代でもなくS50年代、S60年代と同様に、時間と出来事が流れていただけであったということだ。
今ブームのような昭和30年40年代も1970年代も、やはり作られたブームということで、はっきり言って、この平成の世と同じようなことが歴史を作るために流れているだけである。
やれ、アングラ、ヒッピー、フーテン、昭和元禄、・・・いろんな現象が今雑誌や単行本となってそれこそセンセーショナルに書かれているが、どうもその筆者や編集での思いこみであるようだ。
当時の雑誌には、東京でのほんの限られた場所でのことが書かれているだけで全国的にブームであったということではない。
全国的なブームといえば学生運動くらいなものか。
そういう、気がしてなりませんが、さてあともう少しの人生を30年40年前に焦点をあてて探すことにします。
そうはいっても、懐かしさを求めるには、最近よく出る年代特集は便利なもので、探すヒントにもなりますし、思い出に耽るためにも役立つものです。

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