オトフォの思いつき雑記帳 2011年


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2011年2月14日(月)
YouTube
ついつい、カバー曲を探してしまいますが、TUTAYAなどにもカバー曲コーナーができていたりで、びっくりしました。演歌の方が、普通に日本の歌謡曲をうたってくだされば良いのですがなかなかですね。アルバムの中にはあるのかもしれませんが。
ところでユウチューブは、たまに検索にいったりするのですが、河合奈保子の”17才”を見つけました。河合奈保子は、ほとんど聴いたことがありませんでしたが、舞台での録音とはいえ、なかなかはつらつとした良い感じの歌いっぷりでした。
河合奈保子は、自分の歌としてもシンシアとは別の「17才」があるんですね。これは、まだ聴いていません。

2011年3月12日(土)
まず、この地震や津波で被災された皆さんに、こころより、お見舞い申し上げます。
昨日の東北から関東にかけての巨大地震に非常に驚きました。そしてありえない映像をみていると、もう声も出ませんでした。
余震も、ずっと続いているようで、実に恐ろしいことです。緊急地震速報が常に出される状況は考えられないことです。
一刻も早く、地震がおさまり、復興、復旧が行われることを祈ります。

2011年4月26日(火)
4月28日から、四天王寺境内で、春の古本市。この市は、かなりの古本屋さんが出店をしてくれるので、毎回欠かさず行っています。たまに、古い雑誌(昭和30年代、40年代)が、一冊百円、持って行け持って行けというくらい多量にでるときがあります。そういうときは非常に気分高揚して、数十分その山を崩しては面白そうなものを捜します。
そして5月に入ると、すぐに京都岡崎の京都市勧業館での古書即売会がありますので、ぶらりと出かけるつもりです。この5月の京都の古本市は、雑誌類があまりでなくてちょっと残念。出ていても、1年単位の一括販売は、購入する方は少ししんどいです。

2011年5月17日(火)
昭和60年代のプレイボーイの切り抜きを見ていると、モノクログラビアページに「蓮舫議員の高校生の頃」があった。もちろんこのときは青山学院高等部の3年生で、クラリオンガールにもなっていな頃だ。進学は青山学院大学で法学部とのこと。
ちなみにプロフィールは、昭和42年11月28日生まれ 身長160cm 45kg 上から78−57−80cm。 好きな外タレはデュラン・デュラン。趣味はバッジ集め目標は千個らいしい。 将来の夢はCMディレクターで、一生結婚しないとなっています。
夢は変わるものです。
当時、全国女子高校選手権なるものがあったようで、全国の学園マドンナ募集となっています。また、アイドルへの登竜門とのこと。

話は変わって、四天王寺の古本市は、ほとんど成果なしで(週刊雑誌の持ち込みがほとんど無かった)そのあと5月になり、京都みやこめっせの勧業館での古本市も攻めてみたのですがこちらも週刊誌の展示は全くといって言うほど無し。
そのなかでなんとかみつけたのが、「話の特集」の昭和43〜5年ころのもの。このころは私の高校から大学へのころで、「話の特集」は毎月買っていました。グラビアページにDOEという特集があり、当時気鋭の写真家が、モデル、などをデコレーションしてヌード等で撮影という非常に面白いものでした(今でも決して古くはない映像)。今なら、マリエや香里奈や道端姉妹をヌードにするという感じのもので、集三枝子や松田和子、コシノジュンコ、カルメンマキ、江波杏子等等が登場する豪華な企画でした。
購入したものは、もちろんすべて引越時に破棄していました。古本市では幾月かの分が、出品されていましたので、結局1冊400円のものを6冊購入。ちょっと高いのですが、「話の特集」のこれくらい古いものはなかなか見かけないので購入。カルメンマキ、スーザン矢口等、が手に入りました。いやあ、懐かしいものです。(写真家は篠山紀信、立木義浩)
次は、8月お盆の京都下鴨神社境内での古本市まで大がかりな市はお預け状態です。

2011年6月5日(日)
最近の”音楽界”は私としては、懐メロブームであると思います。それはなぜかと言いますと、昭和30年代40年代の歌手のCDベストアルバムがかなり発売されているからです。
つい先日も青山ミチと梶光夫のゴールデン・ベストが発売され、青春歌謡好きの私としては、近くのTUTAYAでは絶対にレンタルされるものではないので購入しました。
ベスト盤の、すべてが知っている曲ではないのですが、梶光夫に関しては、「涙のむこうに明日がある」「夕陽に叫ぼう」が入っているからです。
また、青山ミチの方には、昨年のこのコーナーでも取り上げました、「風吹く丘で」がはっていおり、また「ミッチー音頭」、洋曲カバーとして「恋はスバヤク」「L・O・V・E」などがはいっているからです。
あと発売されても良いのではと思っているのは、「安達 明」「久保 浩」「青山和子」「のベスト集ですね。安達明は通販であるのですが価格がちょっと・・・・

2011年6月10日(金)
先日、ネットをみていて、文学書(小説)の読み方について面白い記事を発見。
それは、海外文学を翻訳家にスポットをあてて、同じ小説を違う翻訳者で読むということでした。もちろん複数の翻訳があるということは有名文学。世界文学全集に入るような作家のものとなります。面白そうと考え、その記事に書かれていた、エミリ・ブロンテの「嵐が丘」に的を絞って、まずは洋書を購入。翻訳書は特に沢山あり、古本屋で探して、下記の本を購入。
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  三宅幾三郎 (世界文学全集 河出書房 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  田中西二郎 (世界文学全集 新潮社 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  阿部知二   (岩波文庫 岩波書店 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  河島弘美   (岩波文庫 岩波書店 平成・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  鴻巣友季子 (新潮文庫 新潮社 平成・訳)
まだまだあるようなのですが、とりあえずは古本屋で調達出来たものを挙げました。
「嵐が丘」は中学生時代に、世界文学全集に挑戦というお決まりの中で、1回読んだきりであったし、友人に読んだよ読んだよと言いたいだけの読書だったわけで、今思い出そうとしても、どういう話だったかさえ定かではないので、これを機会にじっくりと・・・と思う訳ですが、集中力のなさが歳をとってよく判るこの頃で、完読はいつになることやら・・・・
こういう人口に膾炙した小説でも誤訳はつきもののようで、それが誤訳かどうかは、原本がなければ判明しないので洋書を購入したのですが、特に英語を学習した記憶のない私としては、直訳のように訳してもそれが正解かどうかわからず、それなら誤訳かどうかも判らないのでは・・・・そんなことも考えたりしますが、とにかくどの本からかページを開かなくては。

そして、「嵐が丘」の第一行目からこれだけの違いが・・・・
Emily Bronte
  1801--I have just returned from a visit to my landlord-- ・・・・・・
三宅幾三郎 訳
  1801年−−家主を訪ねてきて、今もどったばかりだ−− ・・・・・・
田中西二郎 訳
  1801年  僕はいましがた、こんど借りた家の家主をたずねて、帰ってきた−− ・・・・・
阿部知二 訳
  1801年−−。いま私は、家主を訪問して帰ってきたばかりのところだが−− ・・・・・・
河島弘美 訳
  1801年−−家主をたずねて、いま戻ったところだ。  ・・・・・・
鴻巣友季子 訳
  1801年−−いましがた、大家に挨拶をして戻ってきたところだ。  ・・・・・・
このような冒頭です。(注・本文の”−−”は実際には1本の長めの線です)

2011年9月16日(金)
洋書のペーパーバックは、「えっ?これだけずれるってあり?」というくらいページの印刷のずれが激しいと感じます。下の写真は、ミステリーのあるページの対比ですが、ここまでずれていると、日本の文庫本ではもう事故扱い、回収になるのではないかと思います。
まず全体の印刷位置のずれと、なんと1ページ行数が違う(220pageが1行多い)のです。かといって108ページに空白行はないのです。
また各ページ印字位置までの空白も、まちまちです。文庫本ですとせいぜい2ミリまでのずれですが・・・。写真を載せておきます。
日本の文庫は、印刷に関しては完璧だと思いますが、これはおかしいと思うのが、本文が終わって最終ページの方は本の広告が入るのが常ですがその載せる本が、本文の作家ではなく他人の作品が多いということです。
USのペーパーバックでは、他人の作を載せるというのはあまりないように思います。日本はその作家の案内というわけではなく、その出版社の案内という色合いです。

そして洋書のペーパーバックでは、日本の本では全く無いようなことがありました。
それは、本文が終わって次の本の紹介に、まるまる冒頭から数ページに渡って印刷されている本があることです。要約ではありません。最初から数ページが載っているのです。驚きます。





2011年9月17日(土)
昨日の続きにはなるのですが、あと洋書のペーパーバック(USのもの)の価格が、1$ピッチでの値付けがされていることです。
ほとんどのものが、$6.99、$7.99、$8.99ですね。
そして200ページのものも500ページのものも同じ値段の場合があります。それは出版社に依らないようです。
Nora Roberts "Birthright"               502ページ $7.99
Donna Andrews "Owls Well That Ends Well"     340ページ $7.99
Diane Mott Davidson "Dark Tort" (AVON)      450ページ $7.99
Jill Churchill "Silence Of The Hams" (AVON)   280ページ $7.99
Jill Churchill "The Accidental Florist" (AVON)  220ページ $7.99
などです。分厚いものは得をした感じになります。内容は、もちろん値段とは別ですが・・・
日本の文庫ですと(同じ出版社の文庫なら)確実に分厚いもののほうが価格が高いという原則があります。そうです紙の量で値段が変わるのです。そしてその価格は70円80円ピッチで価格が変わるということは無く、20円30円ほどの価格差があるようです。
まあ、紙の量(枚数)で値段が変わるのも作家にとっては何だかなあということなのでしょうが。

2011年10月15日(土)
今月初旬に四天王寺で古本市があり、狙っていた「87分署シリーズ」「007シリーズ」をかなり購入できた。単価も1冊150円以内であったのでよかった。
中学高校のころは、今以上にSFやサスペンスにはまっていたのであるが、当時購入した本は、引越の度にだんだんと廃棄していったので、結局また古本として購入となった。
とくに007はIan Flemingのものは、ほとんどそろえることが出来て、嬉しかった。(それもハヤカワポケットミステリで)。
残念ながら今回は、「もってけ泥棒式雑誌の販売」はなかったので、不作。

2011年11月11日(金)
恒例の京都古本市が、知恩寺(院ではありません)で10月末から11月初旬にかけてひらかれた。そこで、エラリー・クイーンの創元文庫版を10冊購入。1冊150円と格安。探し回っても(ネットはのぞく)なかなかあるものではないので、良かったです。
そして難波の古書店で、やはりバン・ダインや京都になかったクイーンの「Zの悲劇」を購入。ここんところの購入量は、もう残りの一生分を超えているかも知れない。加えて、洋書もある程度買っているので、にっちもさっちもいかない。

先日もamazonで、イアン・フレミングの「The Spy Who Loved Me」を洋書とその朗読版(完全版)を購入「私を愛したスパイ」は四天王寺古本市で購入。英文章とその朗読を見て聞いてみると、もう最初はちんぷんかんぷんで、どこを読んでいるのか全く判らない。
NHKなどでの英会話では、意味はわからなくても文章と会話が聞き取れないということはないのですが、この朗読というのは、まあ早口で、リズムだけで読みが進んでいくので、本当に知っている言葉や、固有名詞を見当に、聴きながら文章を見ていってなんとか、「ここ!ここ!」とわかるくらいなのです。
「ラッタラ、ラッタラ、ラッタラ、タッタッタ、ラッタ、タッタラ・・・・・」本当にリズムを刻んでいるとしかいいようがないし、冠詞、代名詞、前置詞などはほとんど聞き取れない。
ネイティブの人には、そのリズムと前後の言葉で判るのでしょうが、・・・日本の朗読CDのようなものと思って購入しましたが、ちょっと早口すぎます。ただ、unabridged版を購入しているので、全文朗読。CD5枚、10枚組とか、朗読の方もしんどいであろうと思う。

2011年11月28日(月)
エミリ・ブロンテの「嵐が丘」の翻訳本もあれから、何冊かたまりました。
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  三宅幾三郎 (世界文学全集 河出書房 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  田中西二郎 (世界文学全集 新潮社 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  阿部知二   (岩波文庫 岩波書店 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  河島弘美   (岩波文庫 岩波書店 平成・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  鴻巣友季子 (新潮文庫 新潮社 平成・訳)
加えて
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  永川玲二   (集英社文庫 集英社 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  大和資雄   (角川文庫 角川書店 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  上田和夫   (世界文学全集 筑摩書房 昭和・訳)
エミリ・ブロンテ  嵐が丘  河野一郎   (世界の文学 中央公論社 昭和・訳)
このように、4翻訳書が増えています。しかしながら未だに、どの本も読み終えておりません。 あと、これらも揃えました。
Wuthering Heights --Random House Audio Book (unabridged 9 CDs/11hours)
Wuthering Heights --Signet Classic (paperback 322 pages)
翻訳書はすべてブックオフにて購入。1155円、洋書が500円、CDが1500円ほどです。
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